衰退していく野球の裾野が垣間見えた

僕は剣道をやってきたので野球に関わったのは長男の中学野球からだ。
その長男も高校に入り野球部に入った。これはこれで良かった。引き続き部活を続けてくれるからだ。別に他の部活でもよかった。身体を動かし仲間と切磋琢磨して成長するのは今しかないからだ。

でも、気になることがあった。長男の中学校から複数名同じ高校に行っているのだけれど野球部に入ったのは長男のみ。なんと言うことか。
よくよく聞くと２０名近くいた中学の野球部が高校で野球を続けるのはほんの数人のようだ。
少し衝撃的だった。

子供たちの本音がどこにあるのかはわからないが少なくとも継続しないってのは事実。
中学時代が楽しくなかったのか？高校での野球に魅力を感じないのか？
いずれにしてもこれだけの人気スポーツである野球の衰退が透けて見えたのである。

プロ野球の人気が今は絶頂期なのかもしれないが、高校レベルでこの状態だと一般のスポーツとしても衰退は避けられないと思う。剣道も衰退してしまい今では習う場所すら探すのが難しい。
こうなってくると最終的に競技人口が減って行きプロのレベルも下がるだろうし人気に陰りが出ることは必然だと思う。それは寂しいことだなとしみじみ思う。

筒香選手などが野球界の改善に取り組んでくれているが、早く実を結んで活気あふれる野球が復活して欲しい。やるなら今しか無いのではないかな。