アルジェリアのテロ事件については本当に心が痛みます。心からご冥福をお祈りします。

 

普段、我々が当たり前に使っているエネルギーも日揮の社員さんのようにリスクを冒してアフリカ等の危険な地域に派遣されている方々のお陰だと知らなければなりません。

 

朝家を出て夜家に帰るってのが、普通の家庭だと思いますが、今回のプラント開発や土木工事などは現地に長期間滞在する必要がありその間は家族と離れ離れになります。

 

僕も土木工事をやってたときはしばしば旅仕事になり、数ヶ月現場に滞在することになりますがそのような事があり工事が終わり都市機能が便利になると言うのはスケールこそ違いますが今回のテロ事件の犠牲者と同じ境遇です。

 

家族を日本に残し、地の果てアルジェリアで働いていた日本人を誇りに思いますし、このようなテロ事件がきっかけですが多くの人がこの事実を認識して欲しいなって思います。

 

今回のテロ事件の背景は全くわかりませんが、事後対応も非常に乱暴で従来のテロとは残忍さも極まります。

 

正直、フランス首相やアルジェリア大統領が「適切に処理した」と言うことには強い違和感を感じます。人質の多くが犠牲になった事実の何が適切なのか?

 

そもそも、テロを防ぎ切れなかったのも問題であり事件後のプロセスもはっきりしないこと自体が極めて不適切だと思います。

 

遠くアルジェリアの地で命を落とされた方々のご冥福をお祈ります。

 

これを機に、邦人救出のあり方などの議論を本格的に行い犠牲になられた方の意志が無駄にならないようにしてほしいものです。