北朝鮮は13日にミサイルを発射した。

が、それは失敗に終わった。

今回のミサイル発射は外交的なカードの側面もありながらも国内の国威発揚の意味合いが強かったとの印象です。

でも、報道を見ているとおかしいなと感じるところがたくさんあります。

そもそも、このミサイル発射は偵察衛星が発見したかの様に言われていますが、本当はアメリカや中国、ロシアなどはかなり以前より情報を得ていたものと思われます。

そして、核実験も同じで偵察衛星が不審な作業を発見したなどと言ってますが、これまたメディア用の告知であり金正恩体制になってから、もしくは金正日体制のときからの既定路線であり情報を得ているのではないかと思います。

そこで何が言いたいかと言いますと、アメリカを含んで多くの国は「北朝鮮が現体制で少しでも長く存亡することを望んでいる」と考えざるを得ないと言うことです。

結局は極東地域の安定を考えると北朝鮮に何かがあった方がよほどリスクが高いと考えていると言うことになります。

だから、北朝鮮がどのような挑発行為を行なっても、具体的な行動にはなかなか移っていかない。

ここで一番問題になるのは日本としての立場ですね。

ミサイル発射確認でまた大きく信用を失っていますが、拉致家族はどうなるのか?

今のままでは拉致家族の問題は1ミリも動かないでしょう。

日本国政府:北朝鮮による日本人拉致問題

上記の様なサイトもあるのですが、「なにやってるの?」って感じの担当相。

もっと国外に出て大きく行動しないと、国内ばかり回ったて問題は解決しないと思います。

ミサイル一発で北朝鮮国内のお米1年分が賄えると言われており、拉致被害者も北朝鮮でつらい思いをされている。

ミサイル報道が過熱する中で、一刻も早い拉致被害者救出を願うばかりです。