新卒の就職内定率が過去最悪だそうだ。

しかし今日の毎日新聞を読んでいて、僕は気分が悪くなりました。

「面接を100社以上しても内定がもらえません。これからは中小企業にチャレンジします・・・・」

上記の様な学生のコメントが載っている。

そして人材が集まらない中小企業もそういう「大手お諦めた学生を狙っている」と。

ちょっと待ってくれ〜 全部の中小企業がそんな扱いなの?って思ってしまう。

学生も実際はどうか分かりませんが、大手ばかりを狙って何百社も受けて内定もらえない人が、中小企業の面接を受ければ受かるのか?

どう考えても中小企業を馬鹿にしてるとしか思えません。

中小企業側だってそんな「おこぼれ」の学生を欲しがってるところばかりじゃないですし、優秀な学生が自ら志望し入社しているところも何社もありますよ。

企業の9割が中小企業なのに、そこばかりを狙う学生もどうかしてるかな。と、言うかそういう価値観を植えつけている周りが悪いのかもしれない。

零細企業のはしくれ経営者として言わせてもらえば、社会人としての実力を20代で付ければ30代はどこにだって行けます。

起業することだってできる。

どこの会社に入るかじゃなく、どんなスキルを身につけるか、どんな仕事があっているかを探すとかが大事であって有名企業のステータスなんて思うほどアテになるものでは無いということです。

選ばなければ、色々学べる仕事なんていくらでもあります。

学生はもっと考え方を変えて、就職を見たほうがいいと思う。

親が先生が、もっと選択の方法を教えてあげれれば、学生も中小起業ももっとハッピーになれるのではないかなぁ。