ウチは長男だったので初めての子供の受験だった。7才下の次男もいるので備忘録的に福岡の高校受験の対策を書いておく。ただ進学高ではあるがトップ校ではないので今のままでは大学を見据えたら高校入試がピンチだと感じる程度の学力の家庭にしか参考にならないと思う。部活ばかりで勉強に身が入らず、本来ならA高校くらいは行けるはずなのに・・・と思うのにそれがなかなか進まなかったり、僕のようにそもそも高校受験も適当で大学も行ってないが、子供には大学に行って欲しいってレベル(失礼)だったら参考になるかもしれません。

2020年12月(追記)

今の時期になって、このブログのアクセスが増えて来た。焦ってる保護者が多いのだろう。僕もそうだった。
今の時期、どうやって成績を伸ばすか。志望校をチャレンジさせるなら極めて重要な時期ですね。結論から言うと今の時期集団授業なんて受けてたって成績はあまり伸びないかもしれません。今の時期は自学自習が一番伸びるでしょう。
過去問を繰り返し解くとか、今までやってテキストをもう一度やるとか。
あと、5教科の合計得点を下表で確認しておいて下さい。到達してなければ冬休みは相当覚悟してやるしかないです。塾では5教科のテストを毎月やってるのではないでしょうか?でなければフクトですよね。自学自習。わからないところは先生に聞く。これを繰り返すしかないかと思います。

将来、どんな大人になって欲しいか

これを親が明確にしないと始まらないと思う。子供には子供の人生がある。と、放置していてそれで子供が勝手に見つけてくれるならそれでもいいだろう。でも大半の子供は何に適性があるかなどわからないことが大半じゃないのかな。やっぱり適性ってのは親が一番わかってる気がする。そうであるべきだと思う。そこで、将来のあるべき姿を仮に決めて子供と共有する作業が必要だと思う。

ウチの場合は野球が好きと言うところから始めて目標を仮設定した。ここは将来変わっても全然問題ないと思う。大事なのは親と子が話して目標を決める作業が必要だと言うことだ。

ウチは小4から塾に通ったが実質小学生の時は単なる習い事の域を出なかった。行っても行かなくても変わらなかったかもしれない。中学受験する目的がないのに小学生で塾に行くのは無駄かもしれない。唯一成果が出るものとしては、塾の仲間ができて自分の位置を知り勉強する習慣ができることか。でも、勉強する習慣は家庭で作るべきかなと思う。

1年生から中間期末にベストを尽くす

結論から言おうを思ったが、ここは大切なので。小学校から中学校はガラリと環境が変わり、親も戸惑う事が多い。特に部活がそうだろう。ブラック部活と言う言葉ができた様に、福岡の部活は全国ワースト1位クラスに悪い。学校は勉強するところだろう?って言いたいくらいだ。
なので、部活できつそうだったら僕は1年の間は塾に行けば御の字で中間期末テストはまだまだ大目に見るかと思っていた。事実成績は良くなかった。これが後で大変になるのだが、1年生の中間からベストを尽くす事を始めないと到底志望校には間に合わないだろう。(普通の子は間に合うよ)

逆算して現状を把握する

ビジネスでも同じだが逆算しないと始まらない。では逆算する必要のある指数はなにか?

偏差値、内申点、5教科点数だ。

偏差値については、ウチでは一回しか利用しなかったが「フクト」を受験するのがいいと思う。
自宅でも受験できるし、協力的な塾なら塾の空いた時間で受けさせてくれると思う。ちなみにウチは最初フクトを受けたときの判定はE判定だった。中2でE判定だった。普通なら絶望的な状況かなと。

内申点については、小学校からの家庭教育がモロにでる。志望校が内申点いつくかは塾に聞かないとわからないだろう。ネットに様々内申点が転がっているがはっきり言ってアテにならない。むしろフェイクもあるくらいだ。信用できる塾に聞くべきだろうと思う。学校では教えてくれないと思う。

5教科点数。これは塾で試験を受けないとわからないかもしれない。学校でも実施される。5教科の点数は福岡の某塾がボーダーを公開している。すでにそのサイトは閉じられているので下記にはっておく。(警告されたら外します。)これを知らないと始まらない。偏差値より大事かもしれない。

某塾の福岡県立高校ボーダーライン予想

部活を言い訳に絶対しないこと

部活は言い訳になりません。このブログを見れば何の部活をしていたかわかりますが、正直言って部活は勉強のマイナスになっているとしか思えません。でも部活を言い訳にすると志望校は難しいと言わざるを得ません。と、言うか部活やってもしっかり勉強できる子の親はこのブログをみても何の参考にもなりません。部活があるから成績が伸びないなと悩んでいる親が僕だったのでそのレベル(失礼)だったら参考になるかもしれません。

部活があっても毎日どうにかして机につかせるべきです。10分でも30分でも大丈夫です。
中学生の本分は学習なんです。部活じゃないんですよ。部活は本人がやりたくてやってるなら勉強もやらないと行けないと説得しなければなりません。もし部活が嫌なら辞めてもいいと思います。内申書にはマイナスかもしれませんが、部活も嫌、勉強も嫌では受験はできませんね。

塾選び

これは正直言って難しい。塾選びってとても大事だと思う。
僕の場合は自分で何校も回って雰囲気と値段で決めました(笑
でもその決めた塾に5年以上通いとりあえず志望校に受かったので結果オーライである。
友達が行ってるからと言う理由で決める人がいるようだが愚の骨頂だろう。やはり親が自分の目で確かめて子供に同意を求めて決めるべきだと思う。あと、情報の開示がスムーズかどうかが大事。
当たり前だと思うが、志望校の偏差値、内申点、ボーダーなどの資料をしっかり持っている必要がある。前年度のデーターなどを見せてくれれば安心だろう。
そして、何より親と塾のコミニュケーションはすごく大事だ。金払ってるから勉強してるだろうってのは甘い。授業態度や友達との状況など定期的に情報を聞くべき。それで修正が必要なら修正していかないと塾に行かせただけで成績が上がるほど甘くない。塾のほうが生活態度などは学校よりもストレートに聞ける。聞くとなるほどなぁ。と、子供の一面を知ってがっかりしたり感心したり。
その様なことに協力的でない塾は選ぶべきではないだろう。

中学校での3者面談

これもまた何の役にも立たない。この時点で志望校の背中が見えてなければアウト。
昔の様に学校の先生は親身に進路指導はしていないと思う。要は家庭任せなのだ。
受験に関しては中学校は全くあてにしないほうがいいと思う。学校ではひたすら定期テストに精を出し宿題や提出物を忘れずにだし先生に気に入られるように「媚びる」しかない。(媚びるのはわることではない)
内申点ってまったく客観性はなく主観そのものだと思う。
ウチは「媚びる」様な常套手段を知らない子なので内申点は足りなかった。そこそこ点数を取っていたのに4とか5はなかなかない。現状でオール3とか2が場合、相当子供と話し合いをして改善しないと学力以上に内申点は伸びないと思う。前にも書いた様に内申点ってモロに家庭教育が出ます。内申点が悪いのは家庭教育で「人並み」の事ができる子供ではないと言う評価です。
ちなみに僕は内申点はクソくらえで「人並み」になんてならなくてもいいと思っている。今でも。先生に媚びるような子供になるくらいなら別の分野で活躍して欲しいと思っている。
ただ、受験と言う点では内申点が無いとそもそも志望校を受けられないのだ。
子供に先生に媚びろと教える必要は無いが、先生から求められたものは正確に提出できるようなスキルが無いと内申点は伸びないし取れない。ちなみに受験時期の3年二学期は少しだけ緩く内申点をつけてくれるようだ。(学校により異なる)それでも、実力がなければもちろん合格できない。

とりあえずここまで

まだまだ書き足りないことはたくさんあるのだけれどとりあえず備忘録としてここまで。
今後書き足して行きたいと思います。質問があればご遠慮無くコメント欄に。

追記(1年経って)

推薦入試について書いておこうと思う。
推薦入試は面接や作文などで入学でき、中学の内申点によって決められる。
結論から言うと、推薦入試は子供のためを思うなら止めたほうがいい。
なぜならば、多くの推薦入試の子供は一般の子供より学力が劣り、学習がついていかないから。
ほとんどがそうではないにしても、かなりの数が当てはまっていると思う。多分、トップ校に近いほどその確率は上がるのではないかと思う。
それはそうだろう、内申点と言う主観的な指標で入学して苦しまないはずがない。学力が伴っていれば問題ないが、学力に自信がないもしくは明らかに足りない場合は推薦入試は止めるべきだと思う。

部活は予定表で先に確認しておく

部活は入学してからの学習に大きく影響する。
福岡県の県立高校ならホームページに部活の予定表が掲示されているはずだ。
それを見てから部活を考えるのも良いと思う。
基本的に週に1度休みがあればいいほうだ。1ヶ月間で休みが1,2日と言うところもある。
それを堂々と公開しているところに頭を抱えるがそれが実態だ。
福岡県は日本の中でもトップクラスに部活の時間が長いらしい。学業に影響しないはずがない。
部活が厳しくてもやる生徒はやると言うが、大半の生徒は時間がなければやれるはずがない。
部活のせいで寝食惜しんで勉強するのがあるべき姿なのか?とても疑問に思う。
なので、大学受験を考えたときに部活選びは重要になってくる。