長男の中学校に参観に行った。職業を調べ将来の夢見たいのを発表する会だった。

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事前にいくつか職業の紹介があった上だったみたいですが、その職業はほぼ士業。
医師、薬剤師、救命士。あるいは大学教授などなど。

保育士や作曲家などがありホッとした。
しかし家業を継ぐとか社長になるとか、アイドルになるとかプロスポーツ選手になるとかが無い。

発表する生徒は利発的で模範なんだろうけどあまりに現実的過ぎて違和感を感じた。
参観日だから利発的でわかりやすい職業を目指す生徒に発表させるのだろうがこれは13歳のリアルではないと思った。

まだ将来に悩んだりやりたい事を言えずにいる生徒が多いのではないか。
僕は良く聞かれますが学校や先生が嫌いなんです 笑
でも心ある先生たちにお世話になって来たのも事実です。感謝してます。
ただ今日の参観日を見ると発表出来なかった聞くしか出来なかった生徒の事が気になります。
医師や薬剤師や大学教授になれるのはわずかでしょう。今医師などを既に目指している中学生は素晴らしいしきっとなれるだろうと思います。
しかし発表出来なかった生徒の中には、他人が分かりにくい目標を胸に秘めてるかもしれない。

あるいはまだ迷っていて焦燥感や劣等感を感じている生徒もいるかもしれない。

だから大人受けする職業ばかり発表させないでもっと多様性のある職業を発表できる環境を先生方には作って欲しかったです。

参観用の発表会は要らないと思うのです。
300人近くいて起業家やユーチューバーがいないものかな?あとやたら年収が出てきてある職種で年収150万と言ったら保護者から失笑が。大学教授は1600万+副業だそうです 笑 たぶん親が話してるんだろうなと思います。
年収も確かに大事だけど、なりたい仕事を見つけて就職すること、たとえ希望の職種につけなくてもその仕事を極めること。
それが一番難しくて大切な事だと思います。

中学生でまだまだ将来の職業なんて見つけきれないのが普通。でも、意識して考えることは大事。

学校嫌いな僕から見ると今日の発表会は若者の多様性が見られず少し残念な思いがしました。