僕の両親もいよいよ介護を考える時期に来た。

imageそれまでははっきりいって目を背けて来たがいざとなると想像以上の視界がそこにはあった。

まず相談するところがわからない。相談しても医療と介護の違いがある。相談する人が信頼できない。などなどここでつまずき、問題を複雑化している人も多いと感じた。

幸い僕は廻りに素晴らしいアドバイザーがいたので先に答えを見つける事が出来た。でも答えがわかっていても大変なのが介護の問題だ。

同級生たちは同じ悩みに差し掛かってるが、みんなケースが違い解決策がバラバラでここを行政が介入して整理するときにもう少しマンパワーやスキルを上げないと無駄や偏りがどんどん増えると感じた。

僕は話は飛ぶがまずは医療制度から変える必要があると思う。命の選択や延命治療のルール作りについて本気で考えないと大変な事になると思う。

そして介護制度は間違いなく破綻すると思う。現実と制度に乖離がありすぎる。介護士さんの献身的な気持ちにたより過ぎている。要介護者のニーズが広すぎて画一的制度ではカバーができていないし、ニーズは無限大なんでカバーは難しい。

などなどまだたくさんあるけど予想通り思ってるより大変である。結局は家族力って事になってくるが抜本的に介護制度を変えないと現役世代への負担がどんどん厳しくなり生産性が下がる事は間違いない。

まだまだ自分には関係ないと思っていたらいけない。僕がそうだったから。