箱根の火山活動も収束していませんが地球的時間で考えるとほんの一瞬にもならないでしょう。

一喜一憂したって始まらない。地元の方の苦難は十分理解できますが、たった数十年の予測精度がどれほど役に立つのだろうか。

できることはただひとつ「全ての人が自分の責任で判断する」

気象庁が安全と言えば旅行に行く人がいてもいい。過去の経験などから行くのを控える人がいてもいい。

こればかりは、予測が出来ない。箱根の火山活動を注視していても全く別の火山が噴火しないとも限らない。

自然はそんなに人に優しくないです。

今日も関東で地震がありましたが、これも予測なんて出来ない。

ただ気になるのは「震災を風化させない」とメディアは言いながらも、関東の地震は誇張気味に報道し、他の地域の同規模の地震はテロップくらいで済ませる。

この様な「東京思考」こそが「風化させる原点」なのではないかとさえ思える。

「被災地に寄り添う」など美辞麗句を並べ立てても結局は人口やお金のバランスで報道の内容が決められる。

地方の人でも大きな地震があれば情報が知りたい。同じ人間なんだから怖さは一緒だ。情報の少ない怖さがあると思う。

TVなどを見る機会が少ない僕が感じるんだから。逆にあまりみないからそう感じるのか。

台風も全く同じで関東に近づく頃には温帯低気圧になっているのに騒ぐ。そのとうの昔に九州沖縄は通過している。

台風はある程度予測可能だけれど、噴火や地震は予測ができないから起こった後が大事であり公平に報道してほしいと思う。

これだけ情報環境が発達したなかで「東京中心」なメディアは恥ずかしいと思って欲しい。

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jisinama