卒業式も終わり、桜は満開。いよいよ春ですね。

僕はあんまり春と秋は気持ち的に好きではないようです。なぜかはわかりませんが、花粉症だからかな(笑

でも、真新しい制服やランドセル、スーツを見ると嬉しく思います。「ようこそ、新しい環境へ!」って。

桜

 

就職活動の色んな問題点が報道されています。

企業や企業から依頼される「就職情報屋」に煽られ、辛い就活をした人も多いでしょう。

僕は就活生はもっと「中小企業」を見るべきだと思います。

僕は中小企業でしか働いたことがありませんが、一度も大企業に引け目は感じたことはありません。

確かに大企業は良いですよ。待遇がいい、安定している、他人からうらやましがられる。

でも、やはり社会は学歴社会であったり、コネのある人が断然有利。それは例え大企業に入社してもさらに続く。

それに引き換え、中小企業の楽しみは、「本当のやりがいが見つかるかもしれない」ことだと思います。

「御社の事業に魅力を感じ、やりがいを感じています」

って、大企業だとほとんどは、「そのやりがいの一部に過ぎない担当」になる。

中小企業ではその役割が事業全てであったり、重要な役割を嫌でも任せられる。断然、やりがいは違う。苦しみあるよ(笑

しかし、やはり待遇や社会的ステイタスは大企業と比べると低い。

でも、「上昇志向が強い」ならば、あえて中小企業に行くほうが楽しいし、結果がでるのも早い。

 

本当は待遇や社会的ステイタスなんて20代はどうでもよくて、30代以降で仕事で認められている人は大企業の看板や安定なんて必要がない。

必然的に世の中から必要とされ、その人に相応しいポジションが得られます。

それこそ、本当の意味で「働くことのやりがい」なのではないでしょうか?

※「大企業で大きな仕事する」と言うやりがいも僕は否定しません。それもやりがい。

 

 

自分に相応しいポジションを得て、人生を充実させる。

 

それは、大企業でだけ実現できると言うわけではなく、中小企業にもそれを実現しているひとはたくさんいます。

 

ただ、中小企業は情報が少ない。学生が判断できる情報が少ない。

説明会に行っても表面しかわからない。

 

中小企業は一般的に事業内容や財務内容が盤石とは言えない会社も多い。

 

では、どうやって判断するのか。

 

事業内容については、同じ地域や他の地域でも良いけど類似企業を探し「何をしているか?」「どんな特徴があるか」を調べ比較してみよう。

※Excelを使って一覧表を作ろう。これくらいやらないと。

例えば、情報の多い会社を見つけて試験を受けようとする会社と比べてみて「??」な点を自分なりに整理して説明会や面接で聞いてみよう。

ちゃんと説明してくれて納得できればまずはOK。できればその事業で何か「ナンバーワン」があればさらにOK。

 

財務内容はなかなか調べるのが難しいか。

でも、数千円で調べられる。帝国データバンク企業情報

具体的にどこの指標をみるかは色々と差支えがありそうなので、ここでは言いませんが(笑

点数などの見方は書いてると思う。これだけでも、WEBや求人票の情報よりはより深くわかる。

もし、この企業情報を解釈できる親や先輩がいればみてもらうと良い。

業歴の10年以上の会社であれば、その存続性をおよそ判断出来ると思う。

※会社は存続が大事。当然、赤字続きでは存続が危うい。

 

長くなるのでこれで終わりにしますが、あとは会社の文化も大事。

中小企業の人事担当者はあくまでも担当者。会社の代表ではない。

やはり会社の代表である社長に合うべき。

社長の雰囲気や話し方を聞いて、自分の持つ全てのアンテナを使って感じよう。

インスピレーションは大事で、何か合わないと思ったらやめたほうがいい。

だって、中小企業は社長の色に染まっていることが多いから。良くも悪くもね。

そして、できれば社員さんとお話する。何を話せばいいか、聞けばいいか、うーん、長くなる(笑

 

とにかく、大企業だけが会社じゃない、仕事じゃない。

キラリとひかる中小企業もたくさんある。選択肢を増やそう。

何か聞きたいことあったらお気軽にー(笑