先日は北朝鮮がおとなしいと書きましたが、なんとナンバー2が失脚&処刑・・・・。

恐ろしい国と言うか、これは国ではなくなんでしょうね・・・。

こう言う国の統治の仕方しかできない事に絶望し、一般の国民がかわいそうでなりません。

金正恩の統治能力がやはり低く、想像している以上に不安定なのは間違いないと思います。

シリアやタイほかにもたくさん国が騒乱しているところがありますが、北朝鮮が騒乱するとこればかりは対岸の火事ではなくなるわけですね。特に九州福岡は距離的に近いので直接的に脅威になる可能性が非常に高いですね。ある日突然武装した難民が博多港に流れ着く・・・なんてこともあり得るわけです。

 

そんなこんなで「秘密情報保護法案」が可決したわけですが、これはそもそも「遅すぎる」わけです。

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議論がされていないなどの問題ではなく、「無いのがおかしい」のです。

日本はインテリジェンス(諜報)が弱い。

しかも、日本にはスパイだらけ。誰も信じようとしませんが事実です。

 

他の先進国には正式な諜報機関(CIAやらMI6)があり、情報を共有(部分的に)していますがこれが漏洩するとなるとそもそも共有ができない。

例えば北朝鮮のデリケートな情報を米国や英国が入手しても秘密保護の罰則が緩い日本には伝えることがためらわれる。これが国益を大きく害するわけです。

 

「戦争の準備につながる」「知る権利がどうこう」

どちらもありません。

そもそも戦争の準備って今でも地球上で戦争はあってるし無くなったことはない。ただ「今だけ」日本が戦争状態ではないだけで、「戦争に備える」ことは永遠にしなければなりません。

他国が戦争を仕掛けることはない、話し合いで・・・など笑止千万。家に鍵をかけず、泥棒に話しあおうと言ってる様なものです。

それを「情報」で防ごうと言う動きのひとつが「秘密情報保護法案」であり「NSC創設」だと理解してます。

 

「知る権利がどうこう」と言うのもそもそも国家の機密を国民が知る必要が無い。

国民が選んだ国会議員が決めることで民主主義だから。時の政権の責任は国民にもあるわけです。

国家の重大な情報を国民が知った所で動揺が広がり、社会不安に陥るだけでメリットは少ない。

家庭の重大な情報を家族に伝えるのも考えて伝えませんか?って事と同じで秘密も「思いやり」「安心感」と一部であることもあるでしょう。

今の国会議員が信用できないなら選挙で意思表示をする。

選挙の投票率は年々下がっているのに、メディアは選挙に行こうとは伝えず、メディアに都合の悪いことは「ニュース」として扇動する。

こっちの方がよっぽど危ないわけで今回のメディアの報道でいろんな人や団体のスタンスが見て取れて有意義でした。

 

中国、北朝鮮そして韓国。

どの国も根本的に戦争したいと思ってないでしょうが、「戦争をしない」とは思ってません。

特に中国は現体制の維持が難しくなっているので危ない。戦争するぞするぞと言って国を統治する結果、「やりたくはないがせざるを得ない」事になることは十分にあり得る。

だから、インテリジェンスが必要なんです。一歩も二歩も先を読んで備える。それが外交(話し合い)で自国の国益を守ることにつながるから。

 

今の東アジアの状況を踏まえて戦争を如何に避けて国益を守るかを考えれば今の政権の動きは間違っていないと僕は思います。

※ただ丁寧な説明は必要だと思いますよ。