最近お問い合わせいただく内容でSEO対策について。

非常にお客様の混乱がうかがえます。

SEO対策をすれば「自動でお客様がやってくる」そんなとらえ方をされているケースが多いですね。

お客様はいろんな制作会社へお問い合わせをされてSEOに関するいろいろな考え方を聞かれてほとんどの方は混乱されています。

私の場合はSEOに関しては過度に期待を抱かれないように説明することを心がけています。

しかし、その対応は時として「自信のなさ」に映るようでお客様の「いらだち」も感じることさえあります。

でも、「絶対に誇張した情報を伝えてはならない」と思っています。

はっきり言ってSEOを実施して、ねらったキーワードで1位になったとしてそれでビジネスが成功するのでしょうか? 答えは「ノー」ですよ。

資金力のある企業も高額の予算を組んでSEO対策を実施していますが、それでも検索順位が上位になっても思い通りにはなっていません。そこでいろいろな仮説を立ててまた挑戦を行うそして検証。この繰り返しなんですね。

ですから、SEOをやってそれで夢の楽ちんビジネスが始まるなんて「幻想」だと言っていいと思います。

多くの制作会社もそのことには気がついているはず。でも、お客様からSEOについて聞かれれば当然ネガティブな部分は避けてメリットを強調します。

そこにお客様の混乱があるわけです。SEOのコストも画一的なものが無くほとんど言い値になっていますから。
さらにその効果もやってみないとわからない。不安になられるのは当然のことです。

ITの業界にかかわらず「耳障りの良い情報」につい耳を傾けてしまうのは誰でも同じだと思います。

でもその裏にある「真実」については「見抜く力」が必要になってきます。

ITは言葉自体が一般的になじんでいない物が多く、多くのお客様はわからないけど恥ずかしくて聞けないと言った事も多いと聞きます。でも、どんどん聞いてもらって良いと私は思っています。

たとえば。。。デザインをフィックスする。 フィックスとは固定のこと。HTMLをコーディングする。
これはHTMLと言う言語を作っていくこと。

こんなんを普通の打ち合わせで言われてもお客様が理解できないことは多々あると思います。

そうそう最近はやりのLPO(着地ページ最適化)これもよく聞かれるようになりました。これも普通にエルピーオーって言われてもわかりませんよね。

フリーメソッドは極力事実を伝えていきたいと思っております。たとえそれが自信が無いように映ってもそれはそれで仕方がないと思います。また、お客様の目線に立って一般的に難解な言葉は意図的に使わないように心がけます。