福岡市内のある施設に行ってきました。
色々と訳があり親と暮らせない子供が一緒に住んでいる施設です。
僕はこの施設に約13年前に約1年だけボランティアとして活動をしていました。
簡単な料理を教えたり、本を読み聞かせしたり、外で野球をしたりですね。
ボランティアをその時にした理由は、僕が離婚して間もない時で「出会いでもないかな~」って不純な動機もありました。
しかし、活動していく内に僕の心は変わって行きました。
パッと見ではしつけも十分ではなく、悪態はつくし言葉使いも悪い。決して最初から正直言って可愛いと言えない子達でした。
遊んで行くたびに心開いてくれて徐々にその子供たちの心の傷の深さを知り、それはちょっとボランティアをしたって少しも埋まらないって無力感を感じたものです。
でも、この僕の不純な動機から始まったボランティアが僕の一生を変えることに繋がって行ったのです。
その時僕は子供好きではありませんでした。でも子供が好きになって来ました。
その時僕は会社を興す事は漠然とした希望でした。でもそれが自分の中での大きな目標になりこの子にもっと大きな貢献をしてあげたいと言う使命感が生まれました。それが今のフリーメソッドです。
それから約13年の月日が経ち・・・・ やっと3月31日にその貢献の第一弾が出来ました。
本当に待たせて申しわけない気持ちで一杯でした。
でも、会社のスタッフにこのことを説明し同意してもらって全員で行きたかったことも叶い、なんとか文具やパソコンなどを寄付することができ、僕の13年来の思いをようやく実現させることができました。
でも、もっと早くに出来たはずだし、これかももっともっと実行してつもりです。
僕は”タイガーマスク現象”などの様なマスコミが作り上げた”美談”が大嫌いです。
でも、僕は実行ができていなかったのでそれを批判する立場にありませんでした。
しかし、僕は僕なりに貢献する方法を考え、今後もそれを継続していく決意ができました。
これは大いなる慈善活動と言う名の”偽善活動”だろうかと思います。
すでに、こう言うブログの場で公開していることを考えると偽善なんじゃないかなぁとも思います。
でも、こうやって公開することで色々な反応が起きてくることを望んでます。
僕だけではどうにもならないから。
日本中、いや世界中に今日も困っている子供たちがいます。
その子供達を少しでも救うためにも、偽善をやらなければならない。
そして知ってもらって。
僕よりもっと良い形で”慈善活動”ができるかたが世の中には沢山いると思います。
是非、その方々にもお力を借りれたらと思います。
世の中の片隅で今日も寂しい気持ちを胸に、表向きは元気に過ごしている子供がすぐそこにいます。
誰かが助けて、みんなで助けて日本の未来を少しでも明るいものにしませんか?
僕のしたことは小さな小さな事ですが、少しでも偽善が慈善に変わっていけるように継続して行きたいと思います。
スタッフのみんなありがとう!
施設の子供たち、先生みんなありがとう!
また来るよ!!
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