悪循環にはまったとき、はまりそうなときは早めに断ち切りたいです。

私はどの案件も同じように気持ちを込めて対応しています。

ただお見積の段階で案件に魅力があっても全体的にピンと来ない案件については勇気を持って撤退することも考慮しないといけないことに気がつきました。

少し前も、制作業務に入りデザインを確定するところまで行きながら、突然まるっきり違うプランを言われて最終的に撤退したことがありました。それまでにかかったデザイン費用や企画構成費なども全く評価してはもらえませんでした。

十分に打合せを行い、同意を得ながら進めていったのですが、はっきりとした理由も無くそれまでの工程は否定されてしまいました。

当然こちらにも責任があり、もっとやれることがあったと思いますがデザインや企画と言った部分は非常に主観が入るところがあり、予想もしないところで方向転換を余儀なくされることは往々にしてあります。

しかし、今回「ピンと来ない案件」と言ったのはなんか言葉や数字では表せない「虫の予感」がする案件だったのです。

やはり、人間どこかで違和感を第六感で感じるようです。これは反省すべき点であると同時に、悪循環になりそうな「予感」がする場合は勇気をもって「早めに撤退」することの大切さを痛感しました。

99%のお客様は私たちを尊重していただいてお仕事をさせていただけますし、私たちはそれに応えるべく持ちうる技術やノウハウの全てを表現したいと思っています。(弊社のお客様は素晴らしい方ばかりであると毎日感じています)

ただ不幸にも様々な理由により方向性の違いや認識の違いが露呈してあとになってお互いに不愉快な思いをしてしまうことも全くないわけではありません。

そのようなことにならないように早めにシグナルをキャッチして回避する行動をとることで、より良い仕事につなげて行きたいと思います。