新聞のコラムみたいだと言われてるこのブログ。すみません・・・。

佐世保の事件は震撼しました。お客様も住んでらっしゃいますし、友人も住んでいます。

結局犯人は自殺したのでなぜ、同級生とインストラクターを殺さないといけなかったのかは不明です。

いずれにしても奇行が目立っていた人物だったとか。近くの人は奇行に気がついて警察に通報したそうですが、その警察は身辺調査もせずに、事件直後も取り逃がし・・・。

せっかく地域社会が警察にSOSを送ったにも関わらず、それが結実しないところにコミニュティが崩壊していく土壌があるような気がします。

「どうせ、僕らが言っても動いてくれないし・・・。」  「通報して逆上されてもこまるし・・・」

地域でみんなで守ると言う意識や連帯感があれば誰も臆することなく警告できる環境ができるでしょう。

そもそも散弾銃を複数丁持ち、実弾を法定の数倍もってるなんて信じられないですよ。

 

先日、息子と散歩していたら複数の少年少女がスーパーの前でたむろしてました。

正直あんまり近寄りたくなかったですが、息子がそこを目がけて歩いていくのでついて行きました。その少年少女は息子を撫でたり遊んでくれたりとても良い若者。

そして息子がその少年少女が捨てたであろうゴミをゴミ箱に自ら捨てました。少年少女達は「ごめんねー」と言って自分たちの散らかしたゴミを片付けだしました。

3歳前の子供にも少しグレた連中に心を揺さぶる力があるわけです。我々大人もその力はあるはず!

格差社会と簡単な言葉で表現されますが、金銭的な面だけではなく心の面の格差をこれ以上広げないようにしないとコミニュティの広がりもないでしょうし、心のすさむ凶悪犯罪はまだ増えるでしょう。

30歳になったら住んでる地域で地域活動をすることを義務づけるとか、それくらいのことをしないといけないのではないかなと思ってしまいます。