20代の時に社員旅行で来た記憶しかなかった知覧特攻平和会館。
いつかは行こう、いつかは行こう・・・。でなかなか行かなかったいけなかった知覧ですがようやく行って来ました。

鹿児島中央駅

車で行こうかとも思いましたが、せっかく新幹線があるので。
プライベートで新幹線なんかほとんど乗らないので久しぶりにグリーン車にしました。しかし、だれも客はおらず・・・。九州新幹線ではグリーン車の需要はなさそうでした。なんかもったいなかったと少々後悔しての始まりです。

道の駅 川辺やすらぎの郷

鹿児島中央駅から60分くらいかかりますので途中の道の駅で腹ごしらえ。
あれ?何を食べたのか忘れました。写真だけ掲載しますね。
ほとんど地域のスーパーと行った感じでお土産の類は少ないかな・・・。
とりあえず米焼酎をゲットしました。


知覧特攻平和会館

ついにやってきた知覧特攻平和会館。

20数年前に来たのを全く覚えていない。ただ同僚が泣いていたのだけを覚えている。

特攻には賛否両論あることは理解してます。


でも、特攻隊員は日本国のためにこの方法しかないと信じ身を挺して特攻をされた。だれが責められようか。
近年、テロ攻撃と同じ扱いを受けていると聞くが一般の市民をターゲットにするテロ攻撃とは全く違うことを理解してもらないと行けない。
展示されている遺書はみな達筆だ。なぜかと言うと特攻隊員の多くはエリート学生が多かったからだ。若く優秀な学生が犠牲になったのは本当につらい。
でも、特攻隊員の方々の勇猛な行為により今の日本があるのは紛れもない事実だと思います。


当時の特攻を今の価値観からみれば信じられない行為だと言うことは理解出来ますが、その事をもって特攻隊員の命が無駄だったとは全く思いませんし、時代背景によって何に命をかけるのかは違ってくると思います。
少なくとも当時の特攻隊員の方々は劣勢であった局面をなんとか回避しようと自らの命を武器として捧げて下さったわけでこの方々をこの様な記念館で代々受け継ぎ引き継いて行くことこそが不戦への強い願いになることと思います。

遺書を読む来場者がすすり泣くのを聞いて、本当に平和が尊いものだと実感しました。振り返る余裕が今の日本にはあると言うことです。
また次に来れるのはいつかわかりませんが、その日もこうやって平和であるように願っています。