月日の経つのは本当に早い。

あの日は、オフィスから九州新幹線の開業を祝うブルーインパルスの予行練習にエキサイトしていた。

その数時間後、オフィスに軽い地震を感じた。異常に長い揺れだったのでとっさに嫌な予感がしネットで確認すると震度7・M8.8

すぐに津波警報が出てリアルタイムで津波を見ることになる・・・・。

本当に怖い光景だった。あれから4年。

昨年、初めて東北の被災地を縦断しましたが言葉を失う景色ばかりでした。

未だに原発の処理は遅々として進まず、仮設住宅も相当数存在している。

仮設住宅に4年も被災者に生活させるなんてあまりにもひどいのではないかと怒りが湧きます。(「仮設」とは数ヶ月のはず)

しっかりと防音や気密性を持ち十分なプライバシーを保てる住宅をなぜ作らないのか疑問だ。

将来の用途が無くても4年あれば何棟もマンションでも建てられるはず。

未曾有の大災害と言うこといいことに、被災者が置き去りにされている面も見受けられ残念でならない事が多々あります。

前回も言いますが、やはり現地に行くのが一番です。僕も3年後に行った訳ですが本当に遅過ぎて後悔しました。

1000年に一度の想定外の災害を自分の目で見て考える。

それが震災などを考える原点になると感じます。

お笑い番組やドラマなどを見る同じTVで災害のシーンを見てもどこかリアリティがないのは当然だと思います。

つい最近も知人女性の旦那様が津波で亡くられていた事を知りました。今でもまだ震災は進行中なんだと思います。

私も行って初めて「忘れてはいけない」「他人ごとでは無い」と言うことを肌身で実感しました。

まだまだ復興途上で傷跡が多く残る被災地に是非訪問されることをお勧めします。

お亡くなりになられた方のご冥福と、被災者の方々の一日も早い復興復旧を願ってやみません。

sankei

産経新聞より

hokkaido

北海道新聞

 

※僕にとってこの少年の写真は衝撃的でした。