新年も明けて半分が過ぎお正月気分もすっかり抜けました。それにしても寒いですね。

プライベートや仕事で悩みがある人も多いでしょうが、正月で心新たにと言ってもそう簡単に変わるものではありません。

僕が厄年であった去年、一昨年、その前の年に繰り返し繰り返し聞いた曲がありました。

Mr.Childrenの「Any」と言う曲です。

その歌詞のなかで表題の「小手先でやりくりしたって何一つ変えられやしない」と言う言葉が出てきます。

これが悩みのある人や変化を求めている人の答えの一つではないかと僕は思うのです。

 

bakuhatu

 

色んな人に「自分自身の転機」を聞く機会が去年は非常に多かったのですが、その転機に際してどのような行動を行ったかを聞いていると、まさに「小手先のやりくりを止めた」人が多かったのです。

様々な悩みや苦しみがある中でその解決策があるとすれば、自分自ら劇的に環境を変えるしかないということです。

意識の変化や気持ちの変化くらいでは人の気持ちは動かない。依存や執着が邪魔になり変われない。

そもそも意識や気の持ちようで自分をコントロール出来るくらいの人は悩みや苦しみはもっと少なくシンプルでしょう。

だから、他人から見れば「あいつは気でも狂ったのか?」を思われるくらいの変化を自分で起こすしか方法がないような気がします。

 

僕も言うに及ばず愚かな人間なので人生の中でいくつも劇的な変化をせざるを得ない局面に出会いました。

しかしそれは自分が生きてきた過去の結果であって他人が悪いわけでも無く、全ては自分が引き寄せた事柄であることから自分で引き受けるしかなく、その局面打開を行うとすれば小手先でやったってそう簡単には望む結果は得られないでしょう。得られなかったと思います。

そういう点では僕は恵まれているなと思いますし、多くの方に支えられ本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

劇的に自分の向かってきた方向性を変えると言うのはかなりの苦痛が伴います。

多くの人に大切な人に支えられていればいるほどそのために臆病になってしまい足がすくんでしまう。

でも、ジャンプしないと対岸にはいけないんですよね。

 

このような劇的な変化の局面を経験した人はその事実をなかなか話そうとはしません。

だって他人に話したってその苦しみは説明できないし、わかってもらえるはずもない。

でも、楽しそうに見えるあの人もその人もそう言う経験をしたかもしれない、いまその真っ只中かもしれない。

みんな同じなんですよね。

 

大きな方向転換を少しでも避けたいならば、日々の小さな違和感と向き合って行きサッカーの本田じゃないですが、「リトル自分」に聞いてみたりして微調整をしていくしかないのかと思います。

それでも誰にでも嫌でもその時が来るのですが。

僕は他人の苦しみや悩みを解決してあげることはできないと思いますが、体験談や色々な方から聞いた事例的な事はお伝えできると思います。

もし何かのお役に今後立てればいいなと思います。(特に若い方に)