化学兵器で市民を殺戮すると言う事態にまで発展したシリア情勢。

もうかなりの時間内戦状態が続いている。

化学兵器が使われた時点で国際社会は何らかの手をうつべきとは思いますが、政府側が使ったと言う証拠が乏しいらしい。

しかし、アメリカは独自の調査で政府側がクロと判断し単独での軍事作戦に踏み切るとオバマさんは決断した。しかし議会の承認を取ると言う。

現在同調しているのはフランスのみでイギリスやカナダなどは同調していない。

イラク戦争の例があるので二の足踏むのはよくわかります。

 

しかし、なんとかシリア市民を守らないといけないし内戦終結を願うのが一致した意見でしょう。

しかし国連では共同歩調は難しく結局はアメリカ単独ってことになりそうで。。。

同盟国である我が日本は基本的にアメリカ支持になりそうですが、これもまたイラク戦争時と全く同じですよね。

仮にアメリカが軍事行動に出て巡航ミサイルでシリア政府を叩いて局面が好転するのか?

うーん、しない気がします。

でも、化学兵器を使ったという事実は重く傍観すると言う選択肢も厳しい。

難しい判断です。

 

こういう時日本は、やはり独自の調査機関を持ちアメリカの同盟国であっても自国の情報機関のデーターで判断できるようにならなければいけないでしょう。

アメリカの調査結果を鵜呑みにしてイラク戦争を支持した過ちを繰り返してはいけないですね。

 

いよいよ緊迫した状況に今週はなると思いますが、いち早くシリアの内戦が終わり市民がもとの生活に戻れることを祈ります。