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大分の教職員の不正採用はかなり大きなうねりになってきました。他県にも波及しています。

実際、福岡の中学校レベルでも不正と言うかコネが無いと入りにくいと言う現状は中学校の時から知っていました。

※いまはどうか知りませんが。

私はある部活に入っていましたが、熱心な研修生(講師?)の先生がいました。

その人は多くの保護者からも支持され地域活動にも熱心でした。

卒業した大学も一般的によく知られた大学で決して学力などが低いなどと言うことは無かったと思います。

でも2回本採用の試験を受けて共に不合格。結局先生を諦めて別の仕事に就いたと聞きました。

その先生は部活の最後の夏の合宿で生徒の親たちに囲まれて酒を飲み明かし号泣してたそうです。

その号泣していた理由が今の事件になっていることと似ている事だと知ったのはその先生が辞めた後でした。

子供ながらに「世の中は酷いところだな」と思っていましたが、実際に公務員の多くはコネであると言うのはいわば「定説」でしたね。

私が就職活動をしていた頃(約17年前?)くらいでも相当に縁故で入社したひとや公務員になった人も多かったと記憶しています。

今はそれがおかしいことであると判断される世の中になったので次々に明るみに出てきたわけですが、過去にコネで入った人たちが大勢いると考えると恐ろしいですね。

私は、子供に教えてもらうことがこのところすごく多いです。自分なりに育児も積極的にやっているつもりですが、子供の純朴な心を感じると自分の方が育てられているなと強く感じます。

どなたが言ってましたがまさに「共育」ですね。

こんなことは当たり前だと思いますが、その当たり前が通らない世の中になっているのが今の状況でしょうか??

本来教育とか育児とかは「無償の愛」のはず。

ただ職業として教育者になるひとはそれで生計を立てるわけですから無償とは行きませんが、高い倫理観や使命感を持って取り組める人がいいですね。

先生になるのが給料をもらう手段、公務員と言う一見安定した職業に就ける手段として考えているような先生は考え直して欲しいです。

そう言えば、福岡市で不正問題で採用された先生はそのまま先生になってますが、大分は事実関係が分かれば解雇だそうです。

福岡市もそれくらい毅然としてもいいのではないかと思います。