諸行無常・・・・「この世のあらゆるものはすべて移ろい行く」

改めてこの言葉を噛みしめる瞬間が土曜日にありました。

母が病に倒れました。

幸いに大事には至っていませんが、楽観できるものではありませんでした。

母にしては初めての入院で相当怯えていたようで、なんともかわいそうです。

まだ60歳半ばなのでつい先週までは元気で甥っ子の誕生会もしてくれた矢先でした。

順調にいけば数週間で一応退院出来そうですが、根本的にその病が治るわけでなく、ある意味爆弾を抱えて生活することになりそうです。

母については語り尽くせない位の思いがありますが、とてもブログでかけるようなものではありません。

僕はずっと親不孝でしたし、今でも孫を抱かせてあげれた意外は親不孝者です。

だから、あと少し、もう少し元気にいてくれないと僕は親孝行が出来ないままになってしまいます。

週末僕は祈りました。亡くなった母方のじいちゃん、ばあちゃん。そして父方のじいちゃん、ばあちゃんに。

まだ母を迎えに来るなと(笑)

週末病院には息子を含め孫3人で付きっきりで看病と言うか付き添いをしました。幸いに自宅からも近いので安心です。

甥っ子は小学校の通学路に近いため、「毎日お見舞いに行く!」って行ってましたが、いつの間にこんなにたくましく優しくなったのか。。。

これだけの愛情があれば病も逃げていくでしょう。きっと。

あと、週末にもう一つ。

僕の身体の一部が少し調子が悪いので、それを気遣ってくれた弊社取締役Nさんから紹介してもらったある治療院へいきました。

まーお灸を中心にした治療なのですが、かなり状態は良くなりぐっすりと眠りに付けたりと回復の実感が湧きますね。

その道中で、Nさんとその愛娘AIKAちゃんが僕の車の中で色んな歌を合唱してくれました。

その親子の歌声は本当に幸福感に満ちて平和的で愛情の溢れる歌声でした。

この至福のハーモニーがいつまでも続くようにもっともっと幸せになってもらうために僕もがんばらないといけないです。

こうやって考えると、去りゆく命がある反面、これから無限の可能性を秘めた命もあるんだなってしみじみ思います。

時と言うのは時に残酷で、時に美しい。

本当に諸行無常です。

だからこそ、一日一日大切にがんばること。それしかないんじゃないかなと、考えた週末でした。